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  1. 実験/

LiDARと3Dプリンターで「ながみみロンミ」を複製する実験

今日の実験。 iPad ProでLiDARが使えるということなので、 「ながみみロンミ」の立体作品を3Dプリンターを使って複製してみました。

元の作品
この子を複製します。

1. スキャン(3次元データ化)
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iPadのLiDARで立体を3次元データ化します。 ターンテーブルに乗せて回転しながら撮りました。 アプリは「ScadyPro」を使用しています。

今回のように小さいモデルの場合、FaceID(顔認証)用の フロントカメラ側の方が精度高くデータ化できました。 背面カメラ側は距離が長い代わりに、細かい部分は少し荒いみたいです。

スキャンしたデータ

スキャンが終わったら、STLやOBJ形式で出力します。

2. データの修正
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スキャンデータにはゴミがたくさん出ているので編集します。 アプリは「Nomad Sculpt」を使用しています。 あまり扱いに慣れていないので、今回はゴミ取りと穴を塞ぐだけの最低限の調整に留めました。

データ編集

再度、STLファイルで出力します。

3. 3Dプリント
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3Dプリンターで出力します。今回はディテールを優先して光造形(SLA)タイプを使用しました。

出力中

出力が終わったら、乾燥させて太陽光でしっかり硬化させます。 この後さらに、光硬化のパテで穴を埋めたり、 余分な凹凸をヤスリで削ったりして表面を整えました。

硬化完了
穴埋め

4. 下地塗り(ジェッソ)
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下地を塗ります。アクリル絵の具で使う普通のジェッソです。 石粉粘土のときと同じ方法で大丈夫か、調べてもいないので不安でしたが、 結果的には大丈夫なようです。

ジェッソ下地

5. 彩色
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アクリルガッシュで地の色を塗ります。 まずは派手目の色から。これが後で地味に効いてきます。

地の色塗り

最後にアクリルガッシュできちんと色を付けて完成です。 仕上げによく拭くといい感じの艶が出ます。

色付け完了

完成!
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完成したロンミ

元より一回り小さい立体ができました。 LiDARで撮ったときの精度の関係か、少しディテールが甘くなっている部分もありますが、 個人的には十分な出来栄えに思えます。

時間はかかるけど、なかなか強力な手法かもしれない。

おしまい。

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