今日の実験。

iPad ProでLiDARが使えるということなので、「ながみみロンミ」の立体作品を3Dプリンターを使って複製してみました。

この子。

iPad のLiDARで立体を3次元データ化します。
ターンテーブルに乗せて回転しながら撮りました。
アプリは「ScadyPro」を使用しています。

今回のように小さいモデルの場合、FaceID(顔認証)用のフロントカメラ側の方が精度高くデータ化できました。
背面カメラ側は距離が長い代わりに荒いみたい。

STLとかOBJ形式で出力します。

ゴミがたくさん出ているので編集します。
アプリは「Nomad Sculpt」を使用しています。

あまり扱いに慣れていないのでゴミ取りと穴を塞ぐだけにします。

再度STLファイルで出力します。

3Dプリンターで出力します。
今回は光造形タイプを使用しました。

出力が終わりました。
乾燥させて、太陽光で硬化します。

この後さらに、光硬化のパテで穴を埋めたり、余分な凹凸をヤスリで削ったりしています。

下地を塗ります。アクリル絵の具で使う普通のジェッソです。

石粉粘土のときと同じ方法で大丈夫か、調べてもないので不安でしたが大丈夫なようです。

アクリルガッシュで地の色を塗ります。派手目の色です。
後で地味に効いてきます。

アクリルガッシュで色を付けて完成です。よく拭くと艶が出ます

元より一回り小さい立体ができました。
LiDARで撮ったときの精度の関係かディテールが甘くなってますが十分に思えます。

時間はかかるけどなかなか強力かもしれない。

おしまい。